Yukinari Sugawara Bremen 08302025(C)Getty Images

菅原由勢を逆サイドで起用か?ブレーメン指揮官、左SB故障者続出に「いくつかオプションがある」

ブレーメンのホルスト・シュテッフェン監督は、左サイドバックの故障者が相次いでいることを受け、右サイドバックの日本代表DF菅原由勢を左サイドで起用する可能性も示唆している。

シュテッフェン監督は16日、2日後に控えるブンデスリーガ第7節ハイデンハイム戦に向けた記者会見に出席。冒頭で、ここ数試合左SBを務めたDFイサーク・シュミットがスイス代表活動中に足を負傷したことを明かした。

これで、開幕前から離脱しているマクシミリアン・ヴェーバーやオリヴィエ・デマン、前節で負傷交代を余儀なくされたフェリックス・アグに続き、左SBで起用可能な選手が4人も故障離脱という事態に。この点について問われたシュテッフェン監督は、次のようにコメントしている。

「いくつかの対応策はある。クリ(カリム・クリバリ)が左利きなのは分かっているし、マルコ(フリードル)が左利きなのも分かっている。ただ、場合によってはユキ(菅原)を反対側に回すなど、多少の変化をつけることもできる。いくつかオプションがあるが、どれを優先するかはいつもの通り今は明言しない」

さらに同監督は、GK長田澪の状態についても言及。肩の負傷でここ2試合を欠場していたが、15日のトレーニングでは全メニューを消化。ハイデンハイム戦での復帰の可能性については、「あと2回トレーニングがある。いずれも今の状態を確認するうえで必要だと思う。まだ様子を見なければならないね」と慎重な姿勢を見せた。

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