Mio Backhaus Germany U20 2024(C)Getty Images

ツェテラー放出のブレーメン、21歳・長田澪が正GK就任へ。クラブSD「頼れる存在となるための資質と可能性を備えている」

ブレーメンに所属するGK長田澪が、正守護神として新シーズンを迎える見込みだ。クラブのペーター・ニーマイヤーSD(スポーツディレクター)が示唆した。

ブレーメンは20日、GKミヒャエル・ツェテラーのフランクフルト移籍を発表。10年以上ブレーメンに所属し、ここ2シーズン、正GKを務めた30歳のドイツ人は、パリFC移籍が決まった元ドイツ代表GKケヴィン・トラップの後釜としてフランクフルトに加入し、現在離脱中のブラジル人GKカウア・サントスと正GKの座を争うことになる。

一方、ブレーメンではこれまでトップチーム昇格後に出場機会がなかった21歳の日独ハーフGK長田澪(欧州での登録名は“Mio Backhaus”)がツェテラーの後釜となる見通し。ニーマイヤーSDはクラブ公式サイトでツェテラーの決断に理解を示し、感謝の意を述べたうえで、その移籍を認めた理由について次のように説明している。

「ミオ・バックハウスという高いクオリティを備えたGKがすでにチームにいることも、我々が“ツェッティ”の移籍を受け入れた理由の一つだ。我々はミオの能力を全面的に信頼している。彼は、ブンデスリーガの新シーズンでチームの頼れる存在となるための資質と可能性を備えている」

なお、ブレーメンは23日に行われるブンデスリーガ開幕節で敵地にてフランクフルトと対戦。負傷などがなければ、この試合で長田はトップチームデビューを迎え、これまでポジションを争ってきたツェテラーが相手チームのゴールマウスを守ることになる。

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