Mio Backhaus 2024(C)Getty Images

ブレーメン、20歳GK長田澪の移籍を否定…コペンハーゲンから熱視線もクラブ幹部「彼には大きな期待を寄せている」

ブレーメンは、控えGK長田澪を手放すつもりはないようだ。クラブのプロサッカー・チーフを務めるペーター・ニーマイヤー氏がドイツ紙『ビルト』で強調した。

欧州での登録名は“ミオ・バックハウス”の長田はドイツ人の父親を持つ日独ハーフGK。U-20ドイツ代表では正守護神を務める20歳GKだが、ブレーメンでは正GKミヒャエル・ツェッテラーの控えとしてベンチ入りも出場機会は与えられていない。

そんな長田だが、デンマークのFCコペンハーゲンが獲得に乗り出しているとの報道が浮上。『fussballtransfers』によれば、同クラブは若手GKを正守護神として狙い、ブレーメンには買い取りオプション付きのレンタルのオファーを提示したとのこと。また、クラブ間で話し合いが行われているとも伝えられていた。

しかし、ブレーメンは長田を手放すことはない模様。ニーマイヤー氏は「移籍は議題にあがっていない。GK陣が素晴らしい構成なのはミオのおかげでもあるし、この先もこれを変えるべきではない」と同GKの放出を否定した上で、「彼には大きな期待を寄せている。彼はここ1年、我々のもとでさらに大きなステップを踏んでいるし、この調子で続けて欲しい」と称賛している。

昨季は当時オランダ1部のフォレンダムでの武者修行に送り出されほぼすべての公式戦に出場した長田。当面は29歳のツェッテラーの控えとしての状況が続くことになりそうだ。

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