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町野修斗所属のボルシアMG、ラウール監督就任の可能性…代理人が“逆オファー”と報道

元スペイン代表のラウール・ゴンザレス氏は、指揮官としてのブンデスリーガ挑戦に前向きのようだ。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が報じている。

現役時代は16年間レアル・マドリーでプレーし、キャリア晩年の2010年夏から2シーズン、当時元日本代表の内田篤人氏も所属していたシャルケでも活躍した現在48歳のラウール氏。監督としては2018年夏にレアル・マドリーの下部組織で指揮を執り、その翌夏からセカンドチームにあたるカスティージャを6年間率いていた。

そんなラウール氏だが、どうやらブンデスリーガでの監督業に関心を抱いている模様。『シュポルト・ビルト』によれば、同氏の代理人を務めるヒネス・カルバハル氏が、先日ジェラルド・セオアネ監督を解任したボルシア・メンヒェングラットバッハに“逆オファー”をしたという。

また、同誌はラウール氏について、流暢なドイツ語を話せて「高望みせず、報酬も決して法外な額を求めない」と紹介。さらにレヴァークーゼンでのシャビ・アロンソ監督(現レアル・マドリー)と同様に、「就任すればクラブにすぐ活気をもたらし、その存在感で将来の補強候補をニーダーライン地方へ引き寄せる手助けができる」とも指摘している。

とはいえ、日本代表FW町野修斗も所属するボルシアMGはセオアネ監督の解任後、セカンドチームのオイゲン・ポランスキ氏が暫定的に指揮している。先日、レヴァークーゼンとのアウェーマッチで1-1と引き分けた初陣のあと、強化担当のローランド・ヴィルクス取締役もポランスキ氏の当面の続投を示唆した。ボルシアMGの監督人事はポランスキ氏の成績次第で、これまで外部の監督候補と具体的な話し合いは行われていないという。

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