Shuto-Machino(C)Taisei Iwamoto

ボルシアMGとしてはポジティブな勝ち点1も町野修斗は自身を厳しく評価「まだ決定的なシーンを作れていない」

ボルシア・メンヒェングラットバッハの町野修斗が、引き分けに終わったレヴァークーゼン戦を振り返った。

前節、ブレーメンに0-4の敗戦を喫したことでジェラルド・セオアネ監督を解任したボルシアMGは、リザーブチーム(U-23)を率いるオイゲン・ポランスキ氏を暫定監督に据え、ブンデスリーガ第4節のレヴァークーゼン戦に臨んだ。

ボルシアMGは前節からシステムを3バックの形に変更。町野は引き続き先発出場を飾った中、他のメンバーは数人入れ替えてフレッシュな形となった。試合は「守備をかなり整理する監督。そこのところは結構、練習から言われていた」と町野が振り返るように、ボルシアMGがレヴァークーゼンのビルドアップにブロックを引いた守備で対抗。前半から相手の攻撃をしっかり抑え、奪ったところから前に出ていくやり方を遂行した。

町野は前線から守備に加え、ポストプレーを中心に存在感を披露。後ろからのロングボールをしっかりとキープしたところから展開するなど、前線で変化をつけ、時にはヘディングシュートでゴールを襲った。

ただ、町野は「まだ決定的なシーンを作れていない。今日は守備の時間が少し多かったので難しかった」と自身を厳しく評価。ヘディングのシュートを含め、得点を奪えなかったことを悔やんだ。

チームとしては先制点を奪われる展開となったが、後半アディショナルタイムにセットプレーから途中出場のハリス・タヴァコヴィッチが決めてドローに終わった。4試合を終えて未勝利ではあるものの、町野は「こういう状況でレヴァークーゼンを相手に勝ち点1を取れたのは大きい」と主張。また、「今のこのチーム状況にはポジティブな結果」だと前を向いた。

次節は堂安律が所属するフランクフルトとの対戦となる。日本人対決が実現する可能性があるが、町野は「コンディションも2試合出て上がってきている。そろそろ得点でチームを助けたい」と今季初ゴールを奪っての勝利を誓った。

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