ボルシア・メンヒェングラットバッハのジェラルド・セオアネ監督が、日本代表FW町野修斗の獲得に喜びを示した。ドイツ誌『キッカー』がそのコメントを紹介している。
板倉滉や福田師王も所属するボルシアMGは26日、ホルシュタイン・キールから町野を完全移籍で獲得したと発表。以前から関心が伝えられていたものの、一時は停滞しているようにも見えたクラブ間交渉がついにまとまり、現地メディアによれば、移籍金はボーナス込みで1000万ユーロ(約17億4000万円)で合意に至ったという。
セオアネ監督も町野の加入を歓迎しており、「すでにある程度の準備期間は経ているが、彼を我々のプレースタイルに組み込むための時間はまだ十分に残っている」と、25日まで行われたプレシーズンキャンプ終了後の合流となったことに言及しつつ、次のように続けた。
「最初の補強ではなかったとはいえ、ティム・クラインディーンストとナタン・ングムが負傷している今の我々にとって、彼の獲得は最優先事項だった」
「ティムと(PSVに移籍した)アラサン・プレアが不在の今、スコアポイント(得点やアシスト)の多くが失われている。そのため、我々としては、可能な範囲でその分を補える頼れる選手を求めていたのだ」
なお『キッカー』は、町野が11月までの離脱が見込まれているセンターFWのクラインディーンストに加え、セカンドストライカーや2列目の複数ポジションもこなせると指摘。記事は「ボルシアは1人の補強で多くの課題を解決した」と締めくくっている。
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