ボルシア・メンヒェングラットバッハは今冬にFW福田師王を武者修行に送り出さないようだ。地元紙『ライニシェ・ポスト』が指摘した。
昨年1月にボルシアMGのトップチームに引き上げられた福田。昨シーズン終了までリーグ戦5試合に途中出場した20歳FWは、今季ここまでリーグ戦8試合でベンチ入りも年末まで出番が訪れなかった。そのため、今夏まで他クラブへ送り出されるとの報道が浮上していた。
だが福田は年明けから第16節バイエルン・ミュンヘン戦(0-1)、第17節ヴォルフスブルク戦(1-5)、第18節レヴァークーゼン戦に連続で途中出場。70分と最も早い時間に投入されたヴォルフスブルク戦では、待望のトップチーム初ゴールをマークするなどでアピールに成功。加えてクラブは22日、福田と立ち位置が似ている21歳FWグラント=レオン・ラノスが残りシーズンを2部カイザースラウテルンで過ごすことを発表し、福田の残留はさらに濃厚となっている。
また、『ライニシェ・ポスト』はボルシアMGの故障者状況について指摘。エースFWのティム・クラインディーンストの控えだったFWトマーシュ・チヴァンチャラは今後数週間、負傷離脱したウィンガーのフランク・オノラの代わりにプレーすることが考えられ、それにより福田はチームの中で「少なくとも名目上、攻撃リーダーのクラインディーンストの代役を務められる唯一のメンバーとなっている」と述べ、出場機会の増加を予想している。
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