Shio Fukuda_Borussia MG_20231209(C)Getty Images

19歳・福田師王を堂々抜擢でブンデスデビュー!ボルシアMG幹部、若手起用の重要性を強調「これこそ我々が歩みたい道」

ボルシア・メンヒェングラットバッハのFW福田師王はレヴァークーゼン戦に途中出場を果たし、トップチームの公式戦デビューを飾った。クラブのローランド・ヴィルクス役員は「これこそ我々が歩みたい道だ」と語っている。

ボルシアMGは今月17日にセカンドチーム所属の19歳の福田をトップチームへ引き上げたことを発表。21日のアウクスブルク戦(1-2)ではベンチ外だったが、27日のレヴァークーゼン戦(0-0)では初めてベンチ入り果たすと、チームが劣勢を強いられる中、79分から途中出場し貴重な勝ち点1の獲得に貢献した。

地元紙『ライニシェ・ポスト』は結局15分間ほどピッチに立ったアタッカーの起用は「トマーシュ・チヴァンチャラやアラサヌ・プレア、パトリック・ヘアマンと複数の攻撃の選手がレヴァークーゼン戦欠場となった」とチーム事情によるものと説明。また、チームが終始押し込まれた中でのパフォーマンスについては「デビューにしてはまずまずの出来」と評価した。

同紙は強化担当のヴィルックス役員のコメントも紹介。「今回のシオウ・フクダもそうだが、我々は若手を投入しなければならなかった」と指摘し、「これこそ我々が歩みたい道だ。それに彼らが出場時間と経験を得ることは極めて重要なことだ」と若手を積極的に起用する考えを強調した。

なお記事によると、福田はボルシアMGトップチームの試合に出場した401人目の選手で、2004年7月に現在のボルシア・パークがオープンしてから、同クラブ下部組織から昇格しデビューした31人目の選手とのこと。2月3日の次節・バイエルン・ミュンヘンとのアウェーマッチでも出場機会が与えられるのか注目したいところだ。

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