Ko Itakura Moenchengladbach 12142024(C)Getty Images

板倉滉は退団がさらに濃厚に。ボルシアMG強化担当、延長交渉の難航を認める「できる限りのことはしているが…」

日本代表DF板倉滉は今シーズンいっぱいでボルシア・メンヒェングラットバッハを去る可能性が高いようだ。クラブ強化担当のローランド・ヴィルクス役員が認めている。

先月27日に28歳の誕生日を迎えた板倉は2022年夏からボルシアMGでプレー。負傷や出場停止のない限りピッチに立ち、センターバックポジションにて絶対的なレギュラーを務めている。しかし、これまでもPSVやナポリ、トッテナムからの興味が報じられてきた同選手だが、最近ではクラブからの契約延長オファーを断ったとも伝えられ、ドイツ誌『キッカー』でも先日「退団するのを阻止するのはほぼ不可能だろう」という見方が述べられていた。

そして、ヴィルクス役員も板倉を引き留められる可能性を諦めつつあるようだ。同国『ビルト』のインタビューで現行契約が2026年までとなっている板倉とCBでそのパートナーであるスイス代表DFニコ・エルヴェディの2人について話す際、「全体的にとてもリラックスしている」と前置きし、このように語っている。

「まず言いたいのは、他クラブが我々の選手たちに興味を持つのは素晴らしいということ。それは我々は良いシーズンをプレーしていることを意味するからだ。昨シーズンはこのような話はなかったのも事実。時には選手が我々のレベルを超えてしまうこともあり得るし、それも我々のストーリーの一部だ。すると彼らは大きなクラブへ移籍し、それによる収入で我々はまた新しいことに臨むことができる。そして、それを誇りに思うこともできるものだ!」

『ビルト』曰く、2人に興味を抱いているのはイングランドやイタリア、そしてオランダのクラブ。ヴィル組役員は「本当に痛いのは、我々が同レベルと見るクラブに彼らが行ってしまったらの場合だろう。しかし、それだけは絶対に起こらないことを約束できる!」と宣言。また、「もちろん、彼らが残るように説得するためにできる限りのことはしている」と明かしつつ、以下に続けた。

「ただ正直、プロ選手なのだからここでプレーするモチベーションを問わなければならない。当然、一つはここで成功を掴みたいという気持ちがあるからだろう。しかし、いずれはより大きなクラブへアピールするためでもあるかもしれないことを受け止めなければならない」

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