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板倉滉に関心報道もオファーなし。ボルシアMG幹部が現状を説明「4週間ほど前に軽い打診があったが…」

ボルシア・メンヒェングラットバッハに所属する日本代表DF板倉滉に、PSVやアヤックスといったエールディビジの強豪クラブが関心を示しているという。しかし、クラブの強化担当、ローランド・ヴィルクス取締役はその報道を否定している。

現在28歳の板倉はボルシアMGとの現行契約は2026年まで。契約延長に応じていないため、クラブは一定の移籍金が見込める最後のチャンスともいえる今夏での売却を視野に入れているとされる。また、1200万ユーロ(約19億6000万円)とされていた契約解除条項もすでに期限切れとなり、リリース条項を行使しての獲得は不可能となっている。

ドイツ『スカイ』は、以前から板倉への関心が伝えられている昨季オランダ王者のPSVが移籍金900万ユーロ(約15億5000万円)の2度目のオファーを提示したと報じた。さらに同国の名門アヤックスもこの状況を注視しており、PSV移籍が実現しなかった場合、同選手の獲得に動く可能性が伝えられている。

こうした中、ボルシアMGのヴィルクス氏はドイツ誌『キッカー』の取材に対し、プレシーズンキャンプに参加中の日本代表DFの状況についてコメントした。「滉に対するオファーはない。4週間ほど前に軽い打診があったが、それ以来進展はない」と報道を否定。また、オファーが届いた場合については「興味深い話が来れば、それに向き合うべきだろう」と語った。

なお、板倉は18日、FW福田師王が2ゴールを挙げるなど活躍を見せた3部エルツゲビルゲ・アウエとのテストマッチ(3-0)に出場。『キッカー』によると、22日に行われるウクライナのメタリスト・ハルキウとのテストマッチにも出場予定だという。

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