ボルシア・メンヒェングラットバッハのジェラルド・セオアネ監督は、ドイツ『スカイ』のインタビューに応じ、日本代表DF板倉滉の去就についても言及した。
2022年夏にボルシアMGに加入した板倉にとって、今季はクラブでの3シーズン目。今年1月に感染症の影響で1試合を欠場し、先月も累積警告により1試合の出場停止処分を受けたが、それ以外のすべての公式戦でフル出場を果たし、守備の要として現在5位につけるチームの好パフォーマンスに貢献している。
そんな板倉には以前から移籍の噂が絶えず、ここ数日間も今夏の退団を濃厚だとする報道が浮上している。セオアネ監督もインタビューの中で、現在28歳のセンターバックの去就についてコメントを求められた。スイス人指揮官は「予想は難しい」と前置きしつつ、次のように話している。
「でも我々はもちろん彼や彼のマネジメントとは頻繁に話をしている。こういった選手に対しては早いタイミングで適切なシグナルを送り、状況は把握しているし、今後もともに仕事できたらと考えている」
「一方で、ある程度の在籍期間が経てば、選手自身が将来について考えたいと思うのも尊重しなければならない。我々もその点については、選手やそのマネジメントと非常にオープンかつ明確に対応している」
さらにセオアネ監督は「当然、監督としてはクオリティの高いプレーヤーにはもっと長く残ってほしいと思う」と認めつつ、「ただし、変化を加えるのもまたエキサイティングなタスクだ」ともコメント。板倉の残留を願うも、最終的には選手の意思を尊重する考えを示した。


