ボルシア・メンヒェングラッドバッハは26日、コペンハーゲンからフリー移籍でケヴィン・ディクスの獲得を発表した。
プロキャリアをスタートさせてからフィテッセやフェイエノールト、フィオレンティーナなどでプレーし、センターバックに加えて両サイドバックでのプレーが可能なディクスは、オランダ生まれながら昨年11月にインドネシアに帰化したことが話題に。今季はこれまで公式戦32試合で9ゴール、3アシストを記録するなど攻撃力も発揮し、そのパフォーマンスにより多くのクラブからの関心が伝えられていた。
今回、ボルシアMGは、コペンハーゲンから2025-26シーズンにディクスを獲得することを発表。デンマークでのシーズン終了後、7月1日にフリー移籍でボルシアMGに加入し、2030年6月30日までの契約を結んでいる。
スポーツダイレクターのローランド・ヴィルクス氏は、「ケヴィンは経験豊富で多様な守備選手。中央、左、右すべての守備位置で起用できる。守備において柔軟性が高まる。また、彼は自分の目標をしっかり理解している素晴らしい人間だ。我々のチームに非常に合うだろう」と期待を寄せた。
また、ディクスは今回の決定に対し、クラブ公式サイトで喜びを語っている。
「ボルシアへの移籍が実現し、とても嬉しい。ボルシアはドイツの大きなクラブだ。これからに期待している。だが現在のクラブではまだ大きな目標があり、コペンハーゲンでの残りのシーズンを楽しみにしている」


