ボルシア・メンヒェングラットバッハの町野修斗は、引き分けに終わったフライブルク戦を振り返った。
開幕5試合を終えて未勝利と苦しい状況が続くボルシアMGは、ブンデスリーガ第6節でフライブルクと対戦。今季、初勝利を目指し、ホームでの一戦に臨んだ。チームは前節のフランクフルト戦で6失点を喫したこともあり、前節とは異なったシステムやメンバーを起用。町野は開幕戦以来のベンチスタートとなった。
試合は高い守備意識を持って入ったボルシアMGが、しっかりとした守備からボールを奪ってはアグレッシブに攻撃。相手陣内に攻め込む機会を増やしていく。しかし、なかなか得点が奪えないままゲーム終盤を迎え、町野は81分から途中出場することになった。
ゴールを求められて投入された町野だったが、前線に入った中でなかなかボールが前に入って来ず。そうであればと、少し下がってもらい左サイドへ展開したところからクロスに飛び込んだが、「もうちょっと(ボールが)高ければいけたかもしれない」と悔やんだヘディングシュートは相手に当たってゴールとはならなかった。
結局、短い時間の中でチャンスらしいチャンスはそれだけ。チームも無失点は継続したが、最後まで得点を奪うことができずにスコアレスドローとなった。試合後、町野は厳しい現状に対し、「トレーニングや試合でエネルギーを見せ続けないといけない」と主張。インターナショナルブレイクに入る中、日本代表で活躍することで現状を打破したいと語った。
「レベルの高い選手たちとできる中で、代表で結果を残せればいい形でこっちに帰ってこれると思う。(南米勢が相手だが)やっぱり結果が僕は必要だと思っている。数字を残せるように頑張りたい。楽しみです」
日本代表で結果を残した上で、クラブでのパフォーマンスに繋げられるか。キリンチャレンジカップでのゴールを期待したいところだ。



