バイエルンのスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏が、獲得の噂が上がっているオランダ代表FWシャビ・シモンズを絶賛した。『ビルト』が伝えた。
現在21歳のシモンズは、2021年にユース時代から過ごしたパリ・サンジェルマン(PSG)でプロキャリアをスタート。22年には出場機会を求めてPSVに完全移籍を果たすと、そこでのパフォーマンスが評価され、再びPSGに買い戻されることになった。2023-24シーズンはPSGからライプツィヒへレンタル移籍し、32試合に出場して8ゴール13アシストを記録。今夏のEURO2024でもオランダ代表として活躍し、新シーズンに向けた動向が注目されている。
そんな中、興味を寄せているとされるのがバイエルンだ。『ビルト』によれば、シモンズは2027年まで契約を結んでいるPSGに戻ることを望んでおらず、再びレンタル移籍を希望しているとのこと。完全移籍ではない理由は、PSGが2025年1月1日以降にのみ同選手の移籍金全額を受け取ることができるためだと伝えられた。
そのため、バイエルンにとっては買取オプション付きのレンタルのみが選択肢になるという。一方のライプツィヒは買取権なしで1シーズン追加のレンタル移籍を考えているようだ。
バイエルンのスポーツディレクターを務めるフロイント氏は、新加入の伊藤洋輝の公式発表の際、会見でシモンズについても言及していた。
「彼は非常に優秀な選手で、素晴らしいEUROを演じた。加えて、ライプツィヒではブンデスリーガでの素晴らしいシーズンも過ごしている。彼はここ数年で素晴らしい成長を遂げ、常に正しいステップを踏んでいる。彼は最高レベルの本当に素晴らしいキャリアを築くだろう。メンタリティーや性格も含めてすべてを兼ね備えている」
また、シモンズが獲得できなかった場合のプランBとして、バイエルンは同じくライプツィヒのダニ・オルモの獲得を検討していると『ビルト』は伝えている。


