ミヒャエル・バラック氏は、自身が代理人を務めるレナート・カールの「レアル・マドリーが夢」という発言に言及した。
現在ブレイク中の17歳カールは先日、ファンイベントに参加した際、「バイエルンはビッグクラブで、ここでプレーすることは夢だ。でも、いずれはレアル・マドリーに行きたい。僕の夢のクラブだ」と発言。このコメントは物議を醸し、バイエルンの周囲からも批判の声が上がっていた。
ドイツ『DAZN』でコメンテーターも務めるバラック氏は、この“問題発言”について言及。「こうしたファンイベントでは、当然さまざまな質問が飛んでくるものだ。彼は今まさに磨かれている最中のヤングスターで、成長過程にあり、キャリアのスタート地点に立っている段階だ」と語り、さらに「夢について聞かれたのであれば、それを口にすることも許されるべきだと思う」と擁護した。
現役時代に4年間バイエルンでプレーした元ドイツ代表のバラック氏は、「すでに発言の仕方まで細かく指示されがちな社会の中で、若い選手を早い段階から型にはめるべきではない。求めているのは、素直で偽りのない、共感できる選手だ」とも強調。そのうえで、昨夏のカールとの会話についても振り返った。
「バイエルンは彼にとって絶対的な夢のクラブだ。昨夏、交渉を行い、ミュンヘンでの競技面での将来について話し合った際、レナートはこう言った。『いや、ここが僕のクラブで、夢のクラブだ。ユース時代にここで成長してきたし、今そのチャンスを得ている』と。彼は自分にその覚悟と自信があると言った。それは決してその場しのぎの言葉ではなかった」
なおバラック氏は、自身が今のカールと同じ17歳だった頃と比較し、「私は17歳の頃、彼ほどの段階には到達していなかったので、そもそもそういう質問をされることはなかった」と語り、ドイツ代表のキャプテンも務めた自身でさえ、そうした状況を経験していなかったことを明かしている。



