バイエルン・ミュンヘンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、長期離脱中に支えとなった存在を明かしている。
現在26歳の伊藤は2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンへ移籍。しかしながら、プレシーズン中のテストマッチで右足中足骨を骨折する重傷を負い、昨年2月に戦線復帰を果たしたものの、3月末に再骨折。昨年11月に復帰し、ここまで公式戦15試合に出場している。
現在はハムストリングスの負傷で離脱中だが、クラブ誌『51』で2度目の長期離脱を振り返り、当時の心境を明かした。同じく重傷を負っていた選手たちやヴァンサン・コンパニ監督の言葉が支えになったという。
「2度目の中足骨骨折の後は、つらい時期でした。幸いにも、フォンジー(アルフォンソ・デイヴィス)やジャマル(ムシアラ)がいて、毎朝クラブの施設に通い、一緒にリハビリに取り組みました。多くの時間を共に過ごし、一緒に食事をし、さまざまな話をし、ホームマッチには一緒にスタジアムへも足を運びました。監督も僕たちを大いに支えてくれました。彼がよく繰り返していた言葉が『ワン・デイ・クローサー(また一日近づいた)』です。毎日が復帰へと一歩ずつ近づいているという意味です」
同じくインタビューに応じたオーストリア代表のコンラート・ライマーは「誰かが長く負傷して復帰するときは、みんながその選手のことを喜ぶ。ヒロキも、フォンジーやジャマルのときと同じだった」とコメント。「コンディションが整わず、自分があれほど大好きなことをできない状況がどれほどつらいかは、誰もが分かっているからね」と理解を示した。
なお、伊藤は「ピッチに立てないときでも、自分は常にチームの一員だと感じていました。つながりが途切れることは一度もありませんでした」と語った。クラブやチームメイトが、離脱中の選手に疎外感を抱かせないよう配慮していたことを強調した。


