今節もブンデスリーガの日本人選手たちは各地でチャンスを得た。
フランクフルトの鎌田大地はヘルタ・ベルリン戦で3試合ぶりの先発。長谷部誠はベンチスタートとなった。鎌田がインターセプトからスルーパスで見せ場を作ると、フランクフルトが先手を取る。17分、フランクフルトがアンスガー・クナウフのヘディングシュートで先制に成功する。1点リードで後半を迎えると、48分にトゥタが折り返しを押し込んで2-0とする。勢いの止まらないフランクフルトは相手の連携のミスを突き、56分にイェスパー・リンドストロムがループシュートを決めて3-0に。
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61分にはデイヴィ・ゼルケが1点を返したものの、直後の63分にフランクフルトがダメ押し。鎌田が長い距離をドリブルで持ち運び、ラファエル・ボレへラストパス。右足でヘルタを突き放す4点目を決め、再びリードを広げる。3連敗中だったフランクフルトだが、4-1と快勝。鎌田もフル出場で勝利に貢献した。
前節初ゴールを挙げたウニオン・ベルリンの原口元気はヴォルフスブルク戦でも先発。試合は25分にヴォルフスブルクがコーナーキックからのオウンゴールで先制する。原口は1点を追う中、64分に途中交代。攻守で精力的に働いたものの、決定的なシーンには顔を出せなかった。結局、ヴォルフスブルクは1点のリードを守り、勝利した。
浅野拓磨のボーフムはグロイター・フュルトと対戦。浅野はベンチスタートに。前半にボーフムが先制するも、64分にオウンゴールで追いつかれる。すると65分に浅野がピッチへ。71分、コーナーキックからロシラがボレーで押し込んでボーフムが勝ち越し。最下位グロイター・フュルトを相手に2-1と競り勝った。