マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、主将ブルーノ・フェルナンデスへの批判に反論した。
今季はチャンピオンズリーグのグループステージを最下位で敗退、プレミアリーグでもすでに10敗を喫して首位リヴァプールに16ポイント差をつけられるなど、苦しい時間が続くマンチェスター・U。それでも28日に行われたFAカップ5回戦では、ノッティンガム・フォレスト相手に1-0と勝利し、準々決勝進出を決めている。
この試合で決勝点をアシストするなど、公式戦35試合7ゴール8アシストと主将としてチームを牽引するブルーノ・フェルナンデス。しかし、以前にOBのロイ・キーン氏が「私なら100%キャプテンマークを剥奪する」など辛辣な言葉を残すなど、試合中の振る舞いについては現地で度々批判されている。
そんな主将について、テン・ハーグ監督が会見で擁護。「SNSで批判されているのを見たが、哀れだね」と批判に反論しつつ、「詳しくは言えないが、彼は重いケガを抱えている中で土曜日もプレーを続け、そしてこの試合でも戦った」とし、相手チームのファールの対象になっていると主張した。
「彼は高い疼痛閾値を持っている。昨季はトッテナム戦で同じようなことをしたし、(FAカップ)準決勝もそうだった。それが彼のリーダーシップを示している」
「ご覧の通り、フォレストは彼を狙っていた。彼に対するファールが多かった。ボールを持っている時、相手は非常に厳しくチャンレンジしてくるのがわかると思う」
なお、ノッティンガム・フォレストのヌーノ監督は「(ブルーノ・フェルナンデス)は良い選手だからコントロールする必要があるが、それはフェアな方法でなければならない。傷つけようなんてことはない。エリックが見たものは、私にはわからなかったよ」とし、テン・ハーグ監督のコメントは「驚きだった」と語っている。
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