ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘薫のケガやアンス・ファティへの期待を語った。
今季もブライトンで重要な役割を担い、公式戦26試合に出場し3ゴール5アシストを記録していた三笘。昨年末に足首を痛めて離脱を強いられていたが、日本代表して参加したアジアカップで復帰し、ブライトン合流後もプレミアリーグ2試合に先発していた。しかし24日のエヴァートン戦(1-1)を欠場すると、デ・ゼルビ監督は27日の会見で「背中の問題でシーズン中の復帰は難しい」とし、長期離脱を強いられることを明かしている。
三笘を失うことになったブライトンは、28日にのFAカップ5回戦では若手選手を多く起用したものの、ウォルヴァーハンプトンに0-1と敗れて敗退。バルセロナからレンタル中のファティも先発したが、結果を残せずに70分で交代に。現地ではスペイン人FWのパフォーマンスに厳しい声が上がっている。
そんな中、デ・ゼルビ監督は『The Athletic』からファティのパフォーマンスを擁護しつつ、ケガ人続出の中で期待を込めた。
「アンス・ファティは最高の試合をプレーしたわけではないが、良い意味で十分に評価できるパフォーマンスを見せた。ピッチ上で戦い、姿勢も良かったね。(彼に対して)何も言えないよ。本来であれば、三笘やマーチ、ジョアン・ペドロらと一緒にプレーさせたい」
「昨年の夏、私の頭の中では三笘とマーチのウイング、ジョアン・ペドロとウェルベック、ジョアン・ペドロとファーガソン、ファーガソンとエンシソを考えていた。そしてエンシソは半年プレーできず、三笘とマーチはシーズンを終えた。だからこそ、アンス・ファティのプレーには何の不満もないよ」



