現地時間25日、イングランド・プレミアリーグは第29節延期分が行われ、三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムにマンチェスター・シティを迎えた。
優勝争いのライバルであるアーセナルとリヴァプールに対して、2試合消化の少ない状況のシティ。リヴァプールとは1ポイント差、アーセナルとは4ポイント差だが、未消化の試合をすべて勝てば、史上初の4連覇は可能となっている。
ハーランドを欠くシティだが、アルバレス、フォーデン、デ・ブライネ、ベルナルド・シルバが攻撃陣を形成し、ベンチにはグリーリッシュ、ドクが控えている。一方、三笘、マーチと攻撃の要を欠くブライトンは開始3分、ウェルベックがこの試合最初のシュートを放つが、これはGKエデルソンの守備範囲。するとその後はシティのペースで試合が進んでいく。
迎えた17分、ペナルティーエリア右でフォーデンからのパスを受けたウォーカーの折り返しを、ニアサイドに走り込んだデ・ブライネがダイビングヘッドで合わせ、シティが幸先よく先制する。
さらに26分、ペナルティーエリア手前やや右で自ら得たFKをフォーデンが蹴ると、ゴール前のDFに当たったキックが決まってシティが追加点を挙げた。
34分には、高い位置でプレスを仕掛け、ゴール前でベルナルド・シルバがバルコのパスを奪うと、フォーデンがそのままゴール左へと流し込んで3-0とリードを広げる。
後半、ララーナとフェルトマンを下げてアディングラとオフィアを投入したブライトン。56分にはモデルに代えてイゴールを投入するが、シティのペースは崩せない。
迎えた62分、エデルソンのロングパスに抜け出したウォーカーがエリア内に侵入。DFをかわしてGKスティールと接触しながらもボールを残すと、最後はアルバレスが押し込んでシティが4点目を挙げた。
70分、ジョアン・ペドロがエリア内に侵入してグヴァルディオルに倒されるが、これはノーファールの判定。ホームサポーターから大きなブーイングが鳴り響いた。
72分、デ・ブライネとフォーデンを下げてグリーリッシュとマテウス・ルイスを投入すると、78分にはB・シウバ、ロドリ、ウォーカーを下げてドク、セルヒオ・ゴメス、リコ・ルイスを投入し試合を終わらせにかかる。
アディショナルタイムの5分間、ブライトンに反撃を許さなかったシティがきっちりクリーンシートで完勝した。
■試合結果
ブライトン 0-4 マンチェスター・C
■得点者
ブライトン：なし
マンチェスター
