ブライトンに所属するなでしこジャパン(女子日本代表)FW清家貴子は、アジアサッカー連盟(AFC)の女子年間最優秀選手賞を受賞した。
2023-24シーズンのWEリーグで、浦和レッズレディースの主力としてプレーした清家。リーグ戦20ゴール10アシストを記録してリーグ連覇に貢献すると、リーグMVPや得点王に輝く活躍を見せた。またAFC女子クラブ選手権では、決勝の仁川現代製鉄レッドエンジェルズ戦で得点を挙げるなど、初優勝の立役者となっている。
この活躍が高く評価されると、今夏にはFA女子スーパーリーグのブライトンへとステップアップ。リーグ史上初となるデビュー戦ハットトリックを記録するなど、早くから大活躍を見せたことが大きな話題となっていた。
そんな清家は、29日に韓国で行われたAFC年間アウォーズで2023年女子年間最優秀選手に選出された。なお日本人選手としては、澤穂希、原菜摘子、宮間あや、熊谷紗希に続く5人目の同賞受賞者となっている。
授賞式を欠席した清家だが、ビデオメッセージの中で「このような偉大な賞を受賞できてとてもうれしく思います。アジアのフットボールの価値を上げるためにクラブや代表チームで全力を出し続けます」と喜びを語った。
