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J・ペドロがEL3試合連続ゴール!三笘薫フル出場のブライトンが不振のアヤックス下しEL初勝利を飾る

現地時間26日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)はグループステージ第3節が行われ、グループBでは三笘薫の所属するブライトンはホームのAMEXスタジアムにアヤックスを迎えた。

直近のマンチェスター・シティ戦でマーチとウェルベックが長期離脱を強いられるなど怪我人が続出しているブライトンは、左サイドバックで三笘と抜群の連携を見せるエストゥピニャンも離脱中。シティ戦ではマーチが起用されていたが、負傷したためこの試合では代わりにミルナーが起用された。

苦しい台所事情のブライトンに対し、アヤックスは今季ここまでわずか1勝という歴史的な不振に陥っており、ブライトン戦を前にスタイン監督を解任。アシスタントコーチのマドゥロ氏が暫定監督を務め、ブライトン戦と週末のPSV戦に臨む。

互いに今季EL初勝利を懸けての負けられない一戦となったが、立ち上がりからホームのブライトンが攻勢に試合を進める。まずは6分、左サイドでボールを受けた三笘が鋭いクライフターンでDFをかわしてエリア内に侵入。折り返したボールをジョアン・ペドロがシュートもゴール左へと外れた。

攻勢のブライトンだが、引き気味に守るアヤックスに対してなかなか決定機を作る出すことができない。22分には、ペナルティーエリア手前左でボールを受けた三笘がカットインして切り返そうとしたところ、先にボールに触ったベルフハイスを倒してしまい、三笘にイエローカードが提示される。

ボールを保持して攻勢に出るも点が取れない嫌な流れを打破したのは、やはり三笘だった。42分、エリア内左でボールを受けた三笘が中央に持ち出して右足を振り抜くと、強烈なシュートはGKラマイにはじかれたものの、こぼれ球をJ・ペドロが押し込んでブライトンが均衡を破った。J・ペドロはこれでEL3試合連続ゴール。

ブライトンの攻勢を耐え続けていたものの、先制を許して前半を終えたアヤックスは、枠内シュート0本に終わった攻撃にテコを入れるべく、ボルジェスに代えてフリンソンを後半のピッチに投入する。

しかし、次の1点を決めたのはブライトン。53分、アディングラのスルーパスを2列目から飛び出したアンス・ファティがエリア内右で受けてシュートを放つと、DFの股を抜けたシュートがゴール左へと決まって2-0とリードを広げた。

2点を追う形となったアヤックスは56分、右サイドからカットインしたベルフハイスのシュートは右のポストを直撃。60分にはベルフハイスとタヒロビッチを下げてバンデンボーメンとゴドツを投入する。

ブライトンも64分、ギルモアとA・ファティを下げてブオナノッテとバレバを投入。75分にはJ・ペドロに代えてファーガソンを投入してさらなる追加点を狙う。アヤックスは前半に比べて前からプレスを仕掛けるようになるが、ブライトンは慌てずに後方からビルドアップしてボールを失わない。

圧倒的にボールを保持するブライトンはアヤックスに反撃のキッカケすら与えず、無失点に抑えて2-0と完勝。初出場のEL3試合目にして初勝利を飾った。

■試合結果

ブライトン 2-0 アヤックス

■試合結果

ブライトン:J・ペドロ(42分)、A・ファティ(53分)

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