Fabian Hurzeler Brighton 2024(C)Getty Images

「私を批判するのは構わないが、選手を支えてくれ」三笘薫所属ブライトン、32歳指揮官が訴え

ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は、選手を批判する一部のファンへ訴えている。

今季から指揮を執る32歳指揮官の下、2月8日のFAカップ4回戦から3月8日のプレミアリーグ第28節フラム戦(2-1)まで公式戦6連勝を達成し、欧州カップ戦出場権争いに加わっていたブライトン。しかし、直近6試合勝利なし(2分け4敗)と苦しみ、リーグ戦では10位まで順位を落としていた。

そして前節ブレントフォード戦(2-4)では、アウェイまで詰めかけた一部ファンが77分に交代したダニー・ウェルベックとカルロス・バレバに対して「お前らは何をやってるのかわかってない!」と叫ぶなど、厳しく糾弾。緊張感が高まっている。

こうしたファンの抗議について、ヒュルツェラー監督は26日のウェストハム戦へ向けた会見で言及。批判は選手ではなく、自分を対象にすべきだと訴えた。

「ファンにはチャントを歌い、主張する権利があるというのは常に明確なルールだ。だが、選手たちがベストを尽くそうとしていることを理解するのは非常に重要だ」

「ファンが私を厳しく批判するのは構わない。それも仕事の一部だからだ。だが、選手たちを心から勇気づけ、支えてほしいと思っている。一部の選手のパフォーマンスに厳しい批判があったことは承知しているが、バルト(フェルブルッフェン)に関してはサポートすることが重要だ。ルイス(ダンク)に関して『実力は永遠、調子は一時的』という言葉もある。我々全員が認識しないとね。選手はサポートを必要としている」

「シーズンの難しい時期に疑問を抱くのは当然だが、まさにこうした時こそ、団結しなければいけない。この団結やメンタリティこそブライトンを象徴するもので、私が本当に求めているものだ。残りのシーズンも一緒に立ち向かいたい」

さらに「困難な時期というのは理解しているが、シーズンを後悔する必要はない。多くの課題があり、まさに今こそ団結しないと。若い選手たちを励まし、困難な状況にある選手を励まし続けなければならない」と語っている。

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