ブレーメンに所属するGK長田澪は日本代表でのプレーに否定的な姿勢を示した。ドイツ紙『ビルト』のインタビューで語っている。
日本人の母を持つ現在21歳の長田。ドイツでは「ミオ・バックハウス」の名で登録されている日独ハーフGKは、今季リーグ開幕戦からブレーメンの正守護神を務め、U-21ドイツ代表としてデビューも果たした。
長田はW杯出場オファーがあったとしても、必ずしもドイツサッカー連盟（DFB）から離れるというわけではないと述べた。最終的な決断はまだしていないとしつつ、「そのオファーに惑わされることはありません。それを決めなければならないと感じなければ、断るでしょうね。ワールドカップでバックアップを務めるチャンスがあっても、全く魅力を感じません。もし決断に納得がいかないなら、断ります」と語った。
その理由として長田は「日本を選んだ場合、その決定は最終的なものになる。日本の代表選手になれば、特に長い移動が問題になります。長距離のフライトを定期的に経験し、その数日後にクラブで最高のパフォーマンスを発揮することは難しいです」と説明した。