ボルシア・メンヒェングラートバッハは、ジョヴァンニ・レイナの獲得を発表した。
2019年に加入したドルトムントで、17歳にしてファーストチームデビューを飾ったレイナ。その翌年にはドルトムントの主力に定着し、さらに18歳でアメリカ代表デビューを飾ったりと、その将来には大きな期待が寄せられていた。
しかし、2022年に負傷して長期離脱を余儀なくされるとレイナのキャリアは急降下。2024年冬からは半年間にわたってノッティンガム・フォレストに期限付き移籍するも、大きなインパクトを残せず。昨シーズンも公式戦26試合でピッチに立ったが、リーグ戦での先発出場はわずか3試合にとどまっていた。また今夏、着用していた7番は新加入のジョーブ・ベリンガムに渡っていた。
これを受け、今夏の移籍市場でレイナが新天地を求める可能性が浮上。鈴木彩艶の所属するパルマが同選手の獲得に強い関心を寄せていたが、先日からボルシア・メンヒェングラートバッハが獲得に動き、同クラブがこのままこの争奪戦を制した。
23日、ボルシア・メンヒェングラートバッハはレイナの獲得を発表。両者は2028年夏までの3年契約を締結した。また、ドイツ『ビルト』によると、移籍金はボーナスを含めて最大で750万(約13億円)に上る。
自身のキャリアの軌道を戻すために新天地を求めたレイナは「ボルシアは素晴らしいビッグクラブだ。移籍が完了できて本当にうれしいし、ここにいるみんなと親しくなること、これからの試合に向けて取り組むことを楽しみにしている」とコメントした。
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