Sinisa Mihajlovic BolognaGetty

ボローニャ指揮官、敵地でインテルに敗れ「いつものらしさが出せなかった」

現地時間5日に行われたセリエA第10節インテル戦で1-3と敗れたボローニャ。試合終了後、指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチがインテル戦を振り返っている。

冨安健洋がガリー・メデル、ダニーロと並んで3バックとして先発出場したこの試合。しかしボローニャは16分にロメル・ルカクに先制ゴールを許すと、その後アクラフ・ハキミに2ゴールを決められ、3失点で敗れた。

ミハイロヴィッチ監督は『DAZN』のマイクを通じて「いつものボローニャらしさが出せなかった」と黒星決着を悔やんだ。

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「今回の試合ではシステムに手を入れて臨むことになった。攻撃の選択肢があまりなかったね。相手とのギャップを作りたくなかった。そのため、センターバックの枚数を一つ増やしたつもりだったのだが……」

「ハーフタイムを終えて後半はゴールを奪うためにある程度リスクを冒した。そしてせっかく1点を返したのだが、その3分後にはすぐさまダメ押しゴールを許してしまったよ。そしてこの試合では選手たちに経験を積ませたくて、何人かプリマヴェーラの選手を送り出した。彼らは今、有効な選択肢になりつつある。それぐらい十分なチーム状況ではないんだよ」

一部メディアでは“ルカク封じで3バックか”とも報じられていた。だが指揮官は「もちろん十分な状態ではないし、ジュゼッペ・メアッツァで勝てる可能性は低いと思っていた。だがシステム変更はメディアが勝手に騒ぎ立てているようなもの。ボローニャは今、欠けているものを埋めるために必要な動きをしているだけということ。センターバック3枚だって必要があったからそうしただけだ」と続け、システム変更についてはやむを得ないチーム状況だったと述べている。

これで冨安健洋擁するボローニャは4勝6敗で勝ち点12、暫定10位に付けている。離脱者が続出し、十分にベストメンバーが組めない状況の中、ここから巻き返すことができるのか。セルビア人指揮官の手腕、そして冨安らの奮起が期待されるところだ。

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