ボローニャのクラウディオ・フェヌッチ会長が、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組「ラディオ・アンキオ・スポルト」に出演し、チアゴ・モッタ監督らの去就に言及した。
モッタ指揮下の2年目となった今シーズン、セリエA第28節を終えて4位と大躍進を見せるボローニャ。フェヌッチCEOは、チームの歴史的偉業の達成を夢見ている。
「ボローニャがチャンピオンズリーグ(CL)に出場できれば、イタリアのカルチョ全体にとって最高に素晴らしいことだ。過去のアタランタのように、真剣に明確な取り組みをするクラブが期待を上回る成績を収め、以前とは異なる軌跡を描くことが可能であることを示せるからだ。多くのクラブにとって新たな展望が切り開かれるかもしれない」
直近のリーグ戦ではインテルに敗れたものの、アタランタやラツィオ、フィオレンティーナなどを撃破し、6連勝の快進撃も見せた。今シーズン終了後に契約満了を迎える指揮官のモッタを巡っては、ビッグクラブへのステップアップの可能性も囁かれているが、ボローニャCEOはそんなうわさ話をけん制した。
「全員、特に監督がチームに残ってくれることを願っている。チアゴはここにいることに最高に満足していて、まるで現行よりも長期の契約を結んでいるかのように取り組んでくれている。彼の手腕は、チーム全体においても選手個人の成長においても見て取れる。われわれの考えとしては、今シーズンの土台を基礎に多くの選手を残し、このまま歩みを続けていきたい」
だが、昨夏にインテルへ移籍したマルコ・アルナウトヴィッチの代役として大ブレイクを果たしたジョシュア・ザークツィーや、ルイス・ファーガソンらボローニャの逸材は、来シーズンへ向けて他クラブから熱視線が注がれている。
ボローニャの幹部は「われわれは現在を生きている。選手たちの将来についての話は好きではない」と移籍話へのコメントを拒否。そのうえで「街は素晴らしい感動で活気づいている。今シーズンのあらゆる瞬間を体感していく方が良い」との意見を語った。そして最後に「繰り返すが、我々の意向は、選手全員を慰留することだ」と改めて強調。「14カ国以上から集まった選手たちが言葉や文化の壁を乗り越えてプレーしている。それが今シーズンの強みだと思っている」と主張した。


