ブラックバーン・ローヴァーズは、森下龍矢の獲得を発表した。
名古屋グランパスなどで活躍した森下は、2024年冬にポーランドの強豪レギア・ワルシャワに加入。その1年後に完全移籍に移行した同選手は特に昨シーズン、公式戦51試合で14得点14アシストを記録する大活躍を残して、国内カップ戦制覇や今シーズンのスーパーカップ制覇に貢献した。また、この活躍を受けて今年6月には1年半ぶりに日本代表にも復帰した。
リーグ戦やヨーロッパリーグ予選など今シーズン開幕からすでに公式戦12試合で1得点1アシストを記録してチームの主力としてプレーしてきた森下だが、移籍市場終盤に迫る中、移籍の可能性が浮上。日本代表FW大橋祐紀の所属するイングランド2部チャンピオンシップのブラックバーンが同選手の獲得に向けて動いていると伝えらえていた。
そして25日、ブラックバーンは森下の獲得を発表。両者は1年間の延長オプションの付帯する2028年夏までの3年契約を締結した。また、ポーランド『プシェグランド・スポルトヴィ』によると、移籍金は200万ユーロ(約3億5000万円)に上る。
ブラックバーンで25番を着用する森下は、クラブの公式ウェブサイトで「僕は若くなく、28歳で、これがより大きなリーグに挑戦できる最後のチャンスだと思いました。ブラックバーン・ローヴァーズに移籍し、イングランドのフットボールを経験するための絶好のタイミングで、これがここに来た理由です」と話し、抱負を続けた。
「昨シーズンは僕にとってとても特別なシーズンでした。レギアのコーチは僕のポジションをウイングバックからウイングや8番に変えました。この結果、僕はすべてのポジションでプレーできると思います!このような形でもチームを助けられます。コーチが僕のことを獲得したいと言ってくれたことはとても光栄なことです。コーチのためにもプレーしたいので、加入できてうれしいです」




