バーミンガム・シティは、藤本寛也の獲得を発表した。
東京ヴェルディでファーストチームデビューを飾った藤本は、2020年夏にポルトガルのジル・ヴィセンテに期限付きで加入。その2年後に完全移籍に移行し、計5シーズンにわたって同クラブでプレーした。昨シーズンにはハットトリックを記録するなど、通算181試合で15得点24アシストを記録して、毎シーズンで主力の1人として公式戦30試合以上でプレーしてきた。
しかし、藤本が今夏の移籍市場で契約満了に伴ってジル・ヴィセンテから退団することが決定。新天地として当初からイングランド2部チャンピオンシップに昇格するバーミンガムからの関心が報じられてきた。
そして6日、バーミンガムは藤本の獲得を発表。両者は2028年夏までの3年契約を締結した。また、これはフリートランスファーのため移籍金は発生しない。
なお、藤本はバーミンガムにとって今夏7人目の新戦力に。新シーズンから岩田智輝、古橋亨梧の日本人選手とともにプレミアリーグ昇格を目指す戦いに臨むことになる。
藤本はクラブの公式ウェブサイトでのインタビューで「夢はプレミアリーグでプレーすることです。このクラブには本当に良い目標やプロジェクトがあります。だから、ここに来たいと思っていました。イングランドではたくさんの日本人選手がプレーしています。彼らが活躍していると思いますし、僕も同様のこと、さらに良いことができると思います」などとコメントした。


