アトレティック・クルブのエルネスト・バルベルデ監督は、アーセナルが今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の優勝候補であると主張した。
今シーズンのCLが16日にいよいよ開幕する。リーグフェーズ第1節では、同日に昨シーズンのラ・リーガ4位アトレティック・クルブが本拠地に昨季プレミアリーグ2位、CL準決勝進出のアーセナルを迎える注目の一戦が行われる。
アトレティック・クルブと対戦するアーセナルは、昨シーズン3年連続のプレミアリーグ2位とタイトルにあと一歩届かない状況の続く中、今夏の移籍市場でマルティン・スビメンディやノニ・マドゥエケ、そして注目のストライカー、ヴィクトル・ギェケレシュらを獲得して大幅な戦力アップに成功した。
プレミアリーグだけではなく、CLの舞台でも躍動することが期待されるアーセナルについて、バルベルデ監督は前日のプレスカンファレンスで「彼らはチャンピオンズリーグを優勝する本命の1つだ」と話し、理由を続けた。
「彼らには技術面や戦術面での力があり、そして(ミケル)アルテタが植え付けた勝利のスピリットがある。これはチャンピオンズリーグの初戦で、我々はハイレベルな相手、ビルバオが好きな相手と対戦する。しかし、我々はしっかりと注意しなければならないし、チャンスを活かさなければならない。アーセナルに慈悲はない」
また、バルベルデ監督は敵将アルテタ監督について「間違いなく世界最高の監督の1人」と話し、「彼がアーセナルでやっていることがそれを証明している。アーセナルには最高の選手たちがいるだけではなく、彼らのプレーやスピリット、プレッシングのかけ方、相手にプレーをさせないプレー、デュエルの強さによるものだ。彼らには抜け出して、スペースでプレーするための戦力があるから、高い位置から彼らにプレスを掛けることは簡単ではない」と語った。




