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名古屋DF藤井陽也、アンデルレヒト行きの報道に現地メディアも注目…移籍金は約3億円か「強い資質を持つ有望な選手」

アンデルレヒトが狙っているとされる日本代表DF藤井陽也は、獲得する場合、180万ユーロ程度かかると見られているようだ。『voetbalnieuws』が伝えた。

アンデルレヒトは現在、ヤン・フェルトゲンとゼノ・デバストが主力としてCBコンビを形成しているのだが、チームは冬の移籍市場に向けて前述の両者が負傷した場合の保険として新たなCBの補強に着手。その候補として名古屋グランパスの藤井に注目しているようだ。

現在22歳の藤井は、名古屋のアカデミー出身で2018年にトップチーム昇格。同年にはルヴァンカップで初出場を果たした。翌年にはリーグ戦でデビューを飾ると、22年からは主力に定着。31試合に出場して確かなパフォーマンスを見せると、今年の3月には初めて日本代表に選出された。今季はJ1リーグ戦で34試合に出場して2得点2アシストを記録している。

そんな藤井を『voetbalnieuws』も注目。「右のセントラルディフェンダーである藤井は、J1リーグで印象的なプレーを見せており、空中戦、スピード、タックル、ポジショニングに強い資質を持つ有望な選手と見られている」と伝えた。加えて、ブライアン・リーマー監督の「冬に誰かを獲得するとしたら、それは長い目で見て、我々の主力選手になれるようなセントラルディフェンダーでなければならない」というコメントを載せ、アンデルレヒトが「日本の名古屋グランパスの門を叩くつもりだ」と期待を寄せた。

また、藤井を獲得する場合の移籍金については、「市場価値は80万ユーロ(約1億2500万円)と推定されているが、藤井の実際の値札は180万ユーロ(約2億8000万円)程度になると見られている」とし、その金額をアンデルレヒトが支払えるかがポイントだと伝えている。

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