アル・イテハドFWカリム・ベンゼマは、古巣レアル・マドリーのチームメイトとの交流を明かした。
17歳でリヨンのトップチームデビューを飾り、すぐさま世界中の注目を集めたベンゼマ。2009年にレアル・マドリーへと加入すると、公式戦648試合でクラブ歴代2位の354ゴールを奪い、5度のチャンピオンズリーグ制覇や4度のラ・リーガ優勝など数々のタイトル獲得に貢献、2022年にはバロンドールも受賞した。そして2023年夏、14年間を過ごしたレアル・マドリーを離れてアル・イテハドに加入している。
そんな37歳FWだが、先日レアル・マドリーの選手たちと交流している姿が話題に。12日のバルセロナとのスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝を控えサウジアラビアに滞在中の古巣を訪問したことがクラブ公式SNSで伝えられていた。
そしてベンゼマは、スペイン『マルカ』のインタビューで「友人のようにみんなと話したよ。おかしな話だけど、フットボールよりも人生について語り合った。良い時間だったね。もっとシンプルなこと、生活についてのおしゃべりだった」とコメント。また、ヴィニシウス・ジュニオールとはバロンドールについても話し合ったことを明かし、未だ受賞を逃したことが世界中で話題になるブラジル人FWにかけた言葉を明かした。
「ヴィニとはバロンドールについても話した。『気にしないで、モチベーションは落とさないで。君は世界一だし、いつか必ずバロンドールを勝ち取るはずさ』って伝えたよ」
なおベンゼマは以前、『Relevo』などスペイン複数メディアで今季限りでの現役引退の可能性が伝えられていた。それについて本人は「引退? それは真実じゃないね。ナンセンスだよ。今も良い感じだし、まだ何年もプレーできるはずさ」と語っている。
さらに、古巣レアル・マドリーへ「今年も世界最高のクラブだと証明されるよ。そう信じている。再びビッグタイトルをつかめるはずだ」とエールを送った。


