benzema zidane(C)Getty Images

ベンゼマ、34歳で初のバロンドール受賞に…「年齢はただの数字。まだ意欲と情熱は残っている」

レアル・マドリーFWカリム・ベンゼマが、2022年のバロンドール受賞を喜んだ。

大きな注目を集めた今年のバロンドール。サッカー界で最も権威のある個人賞だが、史上最多7度の受賞を誇るリオネル・メッシが30名の候補から外れたことも大きな話題に。そして17日に行われた授賞式において、ベンゼマが自身初の栄誉に輝いたことが発表された。

34歳での受賞は、史上2番目の年長記録に。レアル・マドリーの選手としては8人目の受賞者となったベンゼマ。昨季公式戦46試合で44ゴール15アシストをマークし、チャンピオンズリーグとラ・リーガのタイトルをもたらしたエースは、スピーチで以下のように語っている。

以下に続く

「心から誇りに思う。僕は決して諦めず、すべてのことに取り組んできたんだ。僕の人生には、(ジネディーヌ)ジダンとロナウドという2人のロールモデルがいた。僕はいつだって、『すべてが可能なんだ』という夢をもってここまできた。フランス代表から遠ざかるなど、難しい時期もあったよ。でも、決して諦めずに努力を続け、落ち着いて、そしてサッカーを楽しんできた」

「ここまでの旅路は誇らしい。僕や家族にとっては簡単じゃなかった。年齢というのは、僕にとってはただの数字だ。選手の寿命は長くなっているけど、僕にはまだこの意欲と熱い想いが残っている。この情熱が僕を支え、諦めることを決して許さなかった。それがこの夢を、僕を支える炎となったんだ」

なお、2位にはバイエルン・ミュンヘンFWサディオ・マネ、3位にはマンチェスター・シティMFケヴィン・デ・ブライネがランクインしている。

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