佐野海舟が所属するマインツは1日、来シーズンに向けてウニオン・ベルリンのFWベネディクト・ホラーバッハを獲得したことを発表した。
マインツは現在24歳のホラーバッハと2029年までの契約を締結。2023年夏にウニオンに加入し、今季のリーグ戦すべてに出場して9ゴールを記録したドイツ人FWは、「マインツは、僕がサッカー選手としてさらに成長できる非常に明確な競技面での展望を示してくれた。その中で、自分の強みである走力や多くのスプリントを活かすことができる」とコメントし、新天地での活躍を誓った。
ドイツ誌『キッカー』によると、マインツがホラーバッハの獲得に支払った移籍金は1000万ユーロ(約16億3000万円)とのこと。これが事実であれば、2019年夏にスペイン人DFアーロン・マルティン(現ジェノア)やオランダ人DFジェリー・シン・ジュステ(現スポルティング)の獲得に費やした800万ユーロを上回り、クラブの移籍金記録を更新することになる。
なお、マインツのドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトは今夏フランクフルトへ移籍する可能性が以前から盛んに報じられており、その後釜としてホラーバッハを獲得したとの見方も伝えられている。
