アンデルレヒトの元ベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンが今季限りで現役を引退することを明らかにした。クラブ公式サイトが伝えている。
2012年から2020年にかけてトッテナムでプレーし、2019年にはチャンピオンズリーグ準優勝にも貢献したフェルトンゲン。ベルギー代表としても通算157試合に出場し、3度のワールドカップ出場を経験した。
そのフェルトンゲンだが、クラブを通じて今季限りでの引退を表明。理由を以下のように説明した。
「ここ数週間で、これが僕の最後の試合になることがはっきりした。これは決して簡単な決断ではないが、正しい決断だ。トレーニングや試合に向けて肉体的な準備をし、自分が望む選手としての姿を見せることが難しくなってきていることに気づいた。ファンや仲間に対してだけでなく、自分自身に対してもね。だから、今シーズン限りでやめるつもりなんだ」
「残り11試合、全力を尽くして、ファンやチームメイトと一緒に素晴らしい瞬間を経験したい。これまで経験できたこと、達成できたことをとても誇りに思う。また、これまで僕を支えてくれたすべての人に心から感謝したい」


