EURO2024予選のベルギー代表vsスウェーデン代表の一戦は、ブリュッセル市内で発生した銃撃事件の影響で安全上の理由からハーフタイムで中断となった。
すでに予選突破を決めているベルギーがホームにスウェーデンを迎えた一戦。開始15分にスウェーデンが先制に成功したものの、31分にロメル・ルカクのPKでベルギーが追いつく展開に。1-1のままハーフタイムに突入していた。
しかしイギリス『BBC』など複数メディアの報道によると、会場であるボードワンスタジアムのあるブリュッセル市内で殺人事件が発生し、スウェーデン人2人が射殺された模様。警察側はテロ事件として扱っているが、犯人は現在も逃走中であるという。そして安全上の理由から、ハーフタイムで試合は中止となったようだ。
またベルギー警察は、スウェーデンのファンに対して試合中止後は安全のためにボードワンスタジアムへ残るように指示。ベルギー国家危機センターは、ファンを安全に護送する方法を検討していると伝えられている。
なおスウェーデンの放送局『TV6』によると、スウェーデンの選手たちは後半にプレーする意思がないことをUEFAに伝え、ベルギー側も同意したことで中止となったようだ。
