シント=トロイデンは21日、ベルギーリーグ第8節でベールスホットに3-0で勝利した。
前節待望の今季初勝利を飾ったシント=トロイデンは今節、唯一未勝利が続く最下位のベールスホットと対戦。藤田譲瑠チマ、山本理仁、谷口彰悟、小川諒也、小久保玲央ブライアンが先発し、伊藤涼太郎はベンチスタートとなった。
開始から優位を保つシント=トロイデンは9分に左CKを獲得する。ファーでクロスに反応した谷口が中央に折り返すとルイス・パトリスが合わせたものの左ポストに直撃。跳ね返りに反応した谷口が押し込んで移籍後初弾とする。
その後、ベールスホットに主導権を握られる時間も作られたもののシント=トロイデンは無失点で折り返し。後半はボールを動かしながら追加点を狙っていく。59分には再び左CKからブルーノ・ゴドーがヘディングシュートを浴びせたがGKニック・シントンのファインセーブに阻まれる。
シント=トロイデンが追加点を奪えずにいるとベールスホットに多くのシュートを打たれる展開になったものの枠内には飛ばさせず。再びギアを上げたいシント=トロイデンは79分に藤田に代えて伊藤を送り出す。
すると、終盤の85分に右サイドのL・パトリスのクロスがベールスホットDFのオウンゴールを誘発。さらに89分にもボックス手前中央でボールを持った伊藤が右足でゴール左を射抜いて今季初ゴールをマークする。
そして、シント=トロイデンが3-0でクリーンシートを達成して試合終了。ベールスホットの開幕未勝利が続く一方、シント=トロイデンは初連勝かつ5戦無敗としている。




