Belgium-DeBruyne-202106010830(C)Getty Images

デ・ブライネの負傷に怒り心頭のベルギー代表指揮官「リュディガーのプレーは無謀だった」

ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督が、ケヴィン・デ・ブライネの負傷を受けて、ファウルを犯したアントニオ・リュディガーを激しく非難した。

チャンピオンズリーグ決勝のチェルシー戦に先発で出場したデ・ブライネだったが、1点ビハインドで迎えた59分にリュディガーとの衝突で顔面を負傷。治療を行ったがプレー続行は不可能となり、ガブリエウ・ジェズスとの交代でベンチへと退いた。

司令塔を失ったマンチェスター・シティはその後も1点が遠く、0-1で敗れて初の戴冠とはならなかった。

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一夜明けた30日にはデ・ブライネが自身のSNSを通じて「鼻骨骨折および左眼窩骨折」の大ケガだったことを報告した。

マルティネス監督は、リュディガーのプレーは「無謀」だったと主張。さらにレッドカードを提示されるべきプレーだったとの見方を示した。

「リュディガーにとってはラッキーだった。リプレイを見ると頭がぶつかったわけではなく、彼はケヴィンに肩を預けている。彼自身も脳震とうを起こしているようだったし、状態は見てみないとわからない」

「しかしリュディガーが自分も(ケガをしているかのように)頭を抱えている姿は、何かを隠していることを示しているかのようで、不快な気分になる」

「私にとっては、あれは過剰な力であり無謀なプレーだ。レッドカードが出されるべきだった。ケヴィンは理由もなく倒れる選手ではない。痛みはわかるし、目も腫れている」

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