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belgium lukaku(C)Getty Images

ファンからも大ブーイング…ベルギー代表に現地記者「個のクオリティだけでは勝てないことを思い出させてくれた」

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EURO2024グループEを2位で通過したベルギー代表について、有力メディア『The Athletic』が分析している。

予選でも6勝2分け無敗、22得点4失点と結果を残し、本大会でも躍進が期待されていたベルギー。しかし、初戦でスロバキアに0-1と敗れてまさかの黒星スタートとなると、続くルーマニア戦は2-0で勝利したものの、最終節のウクライナ戦はスコアレスドローに。グループEが全チームが勝ち点4で並んだ中、辛くも2位で通過を決めている。

ウクライナ戦後にはファンからブーイングも発生するなど、厳しい批判を受けるベルギー。決勝トーナメント1回戦の相手はフランスに決定したが、『The Athletic』のジョーダン・キャンベル記者は以下のように指摘した。

「今大会でおそらく最も有利なグループから、優勝候補フランスを引き当てた。フランスは2018年、ベルギーのワールドカップ優勝の夢を打ち砕いた巨大な隣国である。(ウクライナ戦で)ボックス付近で安定していれば、このような運命は避けられたであろう。だがこの試合は、個のクオリティだけではチームの勝利に繋がらないことを思い出させてくれた」

「ベルギーは前半、ケヴィン・デ・ブライネ(他に誰がいる?)が完璧なパスを出して相手守備陣を分断させていたが、ロメル・ルカク(他に誰がいる?)がシュートを失敗。決定機は1度しか作れなかった。彼は国際試合で85ゴールを奪っているが、ゴール前では呪われていることが多い。そうした状態はしばらく続いたが全体的に落ち着きが足らず、ウクライナに主導権を渡している」

「ジェレミー・ドクとレアンドロ・トロサール、ルカクの理解不足は痛々しいほど明らか。デ・ブライネはチームに残る唯一のスーパースターとして全力を尽くしているが、ルカクは自分を取り戻さなければならない。そしてドメニコ・テデスコ監督がより良い相性を見つけなければ、このストレスだらけのストーリーは早々に幕を閉じるだろう」

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