バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーが本拠地アリアンツ・アレナでのラストゲームを終えた。
10日に行われたブンデスリーガ第33節でバイエルンはホームでボルシア・メンヒェングラートバッハと対戦。これが本拠地での最終戦となったミュラーがトップ下で先発したこの試合、バイエルンは31分にハリー・ケインのゴールで先制する。さらに、終了間際にはミカエル・オリーズがネットを揺らして、バイエルンが2-0でボルシア・メンヒェングラートバッハを下した。
幼少期から過ごしたバイエルンから今シーズン終了後に退団することを発表したミュラーは、84分にセルジュ・ニャブリと交代してピッチを後にする際、ピッチ上で選手たちと抱擁を交わし、スタンドに足を運んだ観客からスタンディングオベーションと大歓声を受けていた。
試合後、ミュラーはドイツ『スカイ』で「フットボールとみんなはバイエルンでの750試合で僕を鼓舞してくれた。本当に最高のことは、僕たちが本拠地でトロフィーを掲げられたことだ。昨シーズン、レヴァークーゼンが優勝にふさわしかったけど、僕たちは苦しんだ。一生懸命やって来てシーズンを無冠で終えたことは今でも辛いことだ」と話し、ホームラストゲームを振り返った。
「少しばかりの間、7万5000もの心臓がここで僕のために鼓動した。少し恐怖や不安を感じた。でも、すべてのことが簡単だった。僕にとって本当に最高の瞬間だった。とても多くの人たちの歓声を楽しめることは決して当然のことではない。今でも実感できないことだ」
ユース時代から25年間にわたってバイエルンに在籍したミュラーは、公式戦750試合に出場して247ゴール176アシストを記録。12度のブンデスリーガ優勝や2度のチャンピオンズリーグ制覇など、クラブとともに数々のトロフィーを勝ち取った。


