バイエルン・ミュンヘンのCEOを務めるオリヴァー・カーン氏は、ドイツ代表DFニクラス・ジューレが今夏に退団することを認めた。
2017年にホッフェンハイムからバイエルンに加入したジューレ。以降、公式戦150試合以上に出場し、4度のブンデスリーガ優勝や1度のチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。今シーズンもリーグ首位を走るチームの中でここまで公式戦25試合に出場するなど、レギュラーの1人として活躍している。
しかし、現行契約は満了まで残り半年を切ったものの、依然として新契約は合意に至らず。夏の退団の噂が浮上する中、カーン氏はジューレがバイエルンからのオファーを拒んだことを認めた。
「私たちのオファーを彼は受け入れなかった。提示したオファーに確かな責任を持っている。しかし、このようなビジネスにおいて常に足並みが揃うわけではない。(バイエルンのオファーは)とても、とても良いものだった」
「センターバックに関して我々にはたくさんのオプションがある。最高のセンターバックである(ダヨチャンクレ)ウパメカーノとともに(リュカ)エルナンデス、(バンジャマン)パヴァールがいて、(タンギ)ニアンズもいる。もちろん、選手が退団したとき、バイエルンは常に新たな選手との契約を目指すことになる」
なお、ジューレの新天地は不透明なままだが、バルセロナやチェルシーといったクラブが新たな移籍先として浮上している。



