woltemadeGetty Images

バイエルンのヘーネス名誉会長が獲得失敗のヴォルテマーデに「9000万ユーロの価値はない」…ニューカッスルには「モノポリーみたい」

バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長は、今夏の移籍市場で獲得を逃したニック・ヴォルテマーデの移籍金について語った。

今夏の移籍市場でバイエルンがターゲットにした1人がヴォルテマーデ。昨シーズンにシュトゥットガルトで公式戦17得点を挙げ、DFBポカール制覇に導くなど大ブレイク。さらに、今夏のU-21EUROでは5試合6得点3アシストの活躍を見せてU-21ドイツ代表の快進撃を支えた。

この活躍を受け、今夏の移籍市場ではヴォルテマーデに対してバイエルンからの関心が届く。選手本人とは条件面で合意に達したと報じられたものの、シュトゥットガルトとの交渉は難航。すると、移籍市場終盤に移籍騒動に発展していたアレクサンデル・イサクの代役獲得を目指したニューカッスル・ユナイテッドが総額9000万ユーロ(約156億円)で獲得し、バイエルンは同選手の獲得失敗に終わった。

そんなヴォルテマーデについて、バイエルンの名誉会長を務めるヘーネス氏はドイツ『シュポルト1』で「彼に9000万ユーロの価値はない。サウジアラビアから流れ込んだ資金があったからこそこの移籍が起きた」と主張。

さらに、ヘーネス氏はヴォルテマーデの獲得に動いたことについて「私たちはヴォルテマーデ獲得に5500万ユーロをオファーしたが、シュトゥットガルトは7500万ユーロを求めた。最終的に、彼は9000万ユーロでニューカッスルに行った。ニューカッスルがやっていることはフットボールではあり得ないことだ。モノポリーみたいだ」と批判的な見解を口にした。

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