バイエルン・ミュンヘンがニック・ウォルトメイドの移籍で合意に達したようだ。
まさかの無冠の1年を過ごしたバイエルンだが、今シーズンは2シーズンぶりにブンデスリーガ優勝を成し遂げた。リーグ連覇、そしてヨーロッパでの成功を見据えて新シーズンを迎えるクラブは、今夏の移籍市場で早々から活発な動きが伝えられている。
すでにヨナタン・ターを獲得したバイエルンは、FIFAクラブワールドカップ2025終了後にガラタサライに移籍するリロイ・サネの代役としてニコ・ウィリアムズやルイス・ディアス、ガブリエウ・マルティネッリ、ラファエル・レオン、さらには三笘薫の名前も候補に挙がっており、左ウイングの獲得を優先的に考えている。
そんなバイエルンは現在、ウォルトメイドの獲得に強い関心を寄せている模様。昨シーズンにヴェルダー・ブレーメンからシュトゥットガルトに加入した同選手は、公式戦17得点を挙げる活躍を見せてDFBポカール制覇に貢献。これを受け、6月上旬に行われたUEFAネーションズカップファイナルズではドイツ代表デビューを飾った。さらに、現在行われているU-21欧州選手権では4試合で6得点3アシストを記録して決勝進出にチームを導く。
ドイツ『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンとウォルトメイドは今夏の移籍で口頭合意に至った様子。選手自身もブンデスリーガ王者への加入を望んでおり、2030年までの契約を結ぶことでここ数日中に合意に達したようだ。
ただし、バイエルンとシュトゥットガルトによるクラブ間交渉はまだ行われていない。シュトゥットガルトとしては昨夏に獲得し、2028年夏までの契約を残すウォルトメイドの引き留めを強く望んでいる。





