Robert LewandowskiGetty

バイエルンCEO、レヴァンドフスキの移籍を拒否「彼に契約をまっとうしてもらう。それだけだ!」

バイエルン・ミュンヘンはFWロベルト・レヴァンドフスキの今夏の移籍を認めないようだ。オリヴァー・カーンCEO(最高経営責任者)が同選手の残留を主張した。

今季も得点を量産し、バイエルンの10連覇に大きく貢献したレヴァンドフスキ。現在33歳のエースストライカーは14日の最終節ヴォルフスブルク戦後、ドイツ『スカイ』で2023年までとなっている現行契約を更新しないことを明言し、バルセロナ行きの可能性がさらに高まっていた。

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しかし、カーンCEOは同『BR』で翌日、クラブのスタンスを強調。「彼には2023年までの契約がある。そして彼に契約をまっとうしてもらう。それだけだ!」と主張すると「そういうこと。誰だろうとFCバイエルンの上に立ち、このクラブより偉大な選手はいない」とも続けた。

レヴァンドフスキが契約延長のオファーを断ったことについて同CEOはまた「彼にその権利がある」ともコメント。一方、「FCバイエルンと契約を結ぶのなら、何をしたかについて自覚しておくべき」とも述べた上で、同選手の去就を巡る騒ぎにバイエルンが「悩ませることはない」と余裕すら見せた。

レヴァンドフスキは前日にはポーランド『Viaplay』で「これがバイエルンでの僕のラストゲームになった可能性が高いよ。100%とは言えないけど、可能性はある。僕たちは最善の解決策を見つけなければいけない」と今夏の移籍を示唆。カーンCEOの新たな発言にどのような反応を見せるのだろうか。

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