バイエルンのFWハリー・ケインが絶好機を逃したシーンについて釈明した。ドイツ『スカイ』が伝えている。
バイエルンは8日、チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でインテルと対戦。前半にラウタロ・マルティネスの先制点を許すも、後半に途中出場のトーマス・ミュラーが値千金の同点ゴールを奪う。しかし、直後にダヴィデ・フラッテージに勝ち越し点を決められ、インテルに1-2と敗れている。
この試合では前半26分にバイエルンに大きなチャンスがあった。ミカエル・オリーズがエリア内でDFを翻弄し、ゴール左のケインへラストパス。完全フリーの状態でシュートを放ったが、右ポストに嫌われて先制のチャンスを逃した。その後、インテルが先制点を奪っただけに、試合のターニングポイントとなったシーンについてケインはこう振り返る。
「滅多に起きないことだ。それがストライカーの人生で、時々起きる。今回もその一つだった。サッカー選手であるということはそういうことだ。良いことも悪いことも受け入れなければならない。チャンスをつかんでいるのは良いことだ。ドルトムント戦にも同じ自信を持って臨み、得点表に再び名を連ねたい」
さらに、敵地での第2戦に向けて「今何をすべきか分かっている。試合に出て勝つしかない。それが僕たちだ」と力を込めた。




