「選手はいつだって少し自分勝手」バイエルンDFカンセロ、今冬マン・C退団の理由を明かす

20230222 Joao CanceloGetty Images

バイエルン・ミュンヘンのジョアン・カンセロが、今冬にマンチェスター・シティから離れた理由について語った。

2019年夏にユヴェントスからマンチェスター・Cに加入したカンセロ。両サイドバックでプレーすることのできる同選手は、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を勝ち取り、2度のプレミアリーグ優勝などに貢献した。しかし、ワールドカップ明けから徐々に出番を減らし始め、1月に期限付きでバイエルンに新天地を求めた。

今冬のサプライズの1つとなったバイエルン移籍について、カンセロは母国ポルトガル『O Jogo』で「前にも話したけど、彼(グアルディオラ監督)はワールドカップの後にサイドバックがよりインサイドでプレーするプレースタイルを見つけ、リコ(ルイス)やナタン(アケ)のプレーを気に入ったんだ」と話し、移籍の理由を続けた。

「でも、選手はいつだって少し自分勝手なものだと思う。すべての選手が重要な存在であると感じたいし、プレーしたい。そう言わない選手は噓を言っている。僕のようにタイトルを熱望する負けず嫌いな選手は、ただプレーがしたいんだ。チームメイトの価値を下げようとしているわけではないよ。でも、僕はプレーするに値したと思っていて、彼にとってはそうではなかった」

「だから、僕たちは話をした。議論ではなく、話し合いだ。そして、僕にとって最善なのは、この移籍市場でクラブから離れるということだった。チャンスを拒むことはできなかったんだ。僕はプロフェッショナルで、すべてのクラブに対してオープンでいた。難しい性格だけど、チームメイトやコーチに対して敬意を欠いたことは一度だってないよ」