バイエルン・ミュンヘンは、ジャマル・ムシアラの長期離脱を発表した。
5日に行われたFIFAクラブワールドカップ2025(CWC)準々決勝のパリ・サンジェルマン戦(PSG)で約3カ月ぶりに公式戦先発出場を飾ったムシアラ。しかし、0-0で迎えた前半アディショナルタイムにPSG守護神ジャンルイジ・ドンナルンマと接触して負傷交代を余儀なくされた。
ムシアラは直後に病院に搬送されており、当初から重傷の可能性が報じられた中、バイエルンは翌6日に同選手の状態に関しての声明を発表。その中で「ジャマル・ムシアラはアメリカで行われたバイエルンvsパリ・サンジェルマンのクラブワールドカップ準々決勝で重傷を負い、ハーフタイムでの交代を余儀なくされた」と伝え、以下に続けた。
「ドイツ王者のチームドクターによる検査の結果、攻撃的選手は足首の脱臼を伴う腓骨骨折を負った。22歳の同選手は日曜日午前にオーランドからミュンヘンに移動し、早期に手術を受ける」
また、スポーティングディレクターのマックス・エーベル氏は「この重傷と長期離脱はジャマルと我々にとってとても大きな衝撃だ。これはバイエルンに衝撃を与えた。全員がジャマルの重要性を認識している。ジャマルはケガから復帰したばかりで、再び長期離脱する。我々はしっかりと彼を支え、彼がピッチに帰って来る時を楽しみにしている」とコメントした。
2020年に17歳でファーストチームデビューを飾って以降、大きなインパクトを残してきたムシアラは新シーズンからバイエルンの背番号10を着用することが決まっており、さらなる活躍が期待された矢先の長期離脱になってしまった。






