hiroki-ito(C)Getty Images

電撃移籍実現…バイエルン幹部が新戦力・伊藤洋輝への期待を口に「彼はかなり静かだが…」「まさに我々が必要としている選手」

バイエルン・ミュンヘンの首脳陣は、シュトゥットガルトから獲得した伊藤洋輝への期待を口にした。

2021年に加入したシュトゥットガルトの主力として3シーズンにわたってプレーした伊藤。今シーズンは公式戦29試合に出場し、センターバックや左サイドバックで守備陣を支えて、バイエルンを上回ってのブンデスリーガ2位フィニッシュに貢献した。

この活躍を受け、トッテナムなど他クラブからの関心が届いた伊藤に対して、ヴァンサン・コンパニ監督が就任したバイエルンが獲得に向けて動き出していた。設定されていた契約解除金の3000万ユーロ(約51億円)を支払った同クラブは13日に日本代表DFの獲得を発表。2028年までの4年契約を結んでドイツの名門クラブに加入することが決まった。

以下に続く

今夏最初の補強として伊藤を獲得したバイエルンの幹部であるマックス・エーベル氏はクラブの公式ウェブサイトで「私や私たちがかなり長期間にわたって知っていて、この数年間にわたってシュトゥットガルトでとても素晴らしい成長を遂げていたとても、とても良い選手だ。だから、まだ若いがこのような経験のある選手を獲得できたことに私たちはかなり満足している」と話し、同選手について続けた。

「彼のクオリティは左利きの卓越したフットボール選手であり、とても良いディフェンダーで、空中戦に強く、常にピッチ上にもたらしている素晴らしいエネルギーもあり、そしてすべてを兼ね備えた彼こそ私たちがまさに必要としている選手だ」

また、スポーティングディレクターのクリストファー・フロイント氏も伊藤への期待を口にしている。

「彼はどこでもプレーでき、とても、とても良い左足を持っている。シュトゥットガルトでのこの数年間で非常に多くの時間プレーして、本当によく成長してきた。彼がバイエルンとの4年契約にサインしたことに私たちはとても、とても満足している」

「日本代表選手をここに迎え入れることができてとてもうれしい。彼はかなり静かだが、彼自身が望んでいる物を正確に理解していて、自信を持っている。今が彼を獲得するのに私たちにとって適切なタイミングだった」

広告