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バイエルンCEO、欧州スーパーリーグ計画に参加しなかった理由を説明

バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が、欧州スーパーリーグの計画について語った。クラブが19日、ウェブサイト上で声明を発表している。

レアル・マドリーなど欧州の12クラブはこの日、欧州スーパーリーグを創設することを発表した。しかし、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長が同日にチャンピオンズリーグ(CL)の新フォーマットを公開する際、クラブ団体がCLに取って代わる大会を独自に発足する計画を真っ向から批判するなど、大きな物議をかもしている。

12の創設クラブはプレミアリーグからの6クラブ、ラ・リーガとセリエAからはそれぞれ3クラブ。昨季CL王者のバイエルン・ミュンヘンなど、ブンデスリーガのクラブは含まれていなかった。その理由についてルンメニゲCEOが以下のように説明している。

「FCバイエルンはスーパーリーグの計画に参加しなかった。我々は、現在のサッカー界の構造が信頼できる基盤を保証すると確信している。FCバイエルンはCLが欧州サッカーの発展にあたって正しい道であると信じているため、今回のCL改革を歓迎する。新たなグループステージにより、大会がよりエキサイティング、エモーショナルなものになるだろう」

「スーパーリーグがコロナ禍によって生じた欧州クラブの財政的問題を解決するとは思わない。欧州の各クラブは、欧州のサッカー全体をより合理的にするため、コスト構造 、特に選手給与やエージェントに対する報酬など収益と釣り合うよう連帯して取り組む必要がある」

一方、声明の数時間後にはドイツ誌『シュピーゲル』が創設クラブが署名した契約の内容についてスクープ。12クラブに加え、創設クラブとして招待される予定の3クラブはバイエルンやボルシア・ドルトムント、PSGで、バイエルンとドルトムントは30日間以内に、PSGは15日間以内に最終決断を下すことになっているという。

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