Uli Hoeness Lothar Matthäus(C)Getty Images

バイエルンOB、名誉会長からの“口撃”に反応「関係者から謝罪された。公の場であんな姿を見せるのは…」

バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表のOBであるローター・マテウス氏は、ウリ・ヘーネス名誉会長からの新たな“口撃”に黙っていられなかったようだ。

バイエルンは今夏の移籍市場で、ドイツ代表FWニック・ヴォルテマーデの獲得に動いていることが度々報じられていた。しかし、最終的に総額9000万ユーロ(約156億円)とされる移籍金でニューカッスルへの移籍が決定している。そんな23歳FWについてマテウス氏は、バイエルンとシュトゥットガルトの交渉が伝えられた際、移籍金が1億ユーロに達する可能性があると言及。だが、ヘーネス氏はこの発言を「頭がおかしい」と一蹴していた。

さらにヘーネス氏は7日、ドイツ『シュポルト1』のトーク番組に出演した際にも、ニューカッスルが支払った移籍金について「彼に9000万ユーロの価値はない。サウジアラビアから流れ込んだ資金があったからこそ、この移籍が成立した」と改めて主張。結果的にマテウス氏の予想が当たっていたことについては「彼はたまたま運が良かっただけだ」と語り、さらに「(バイエルン)女子チームの試合で彼と会った際には握手したね。だが、それ以外に話すことはほとんどない。彼の“頭”がまだ治っていないとわかったからだ」と言い切っていた。

この発言を受け、マテウス氏はドイツ紙『ビルト』でコメントを発表。「バイエルンの関係者から連絡があり、ウリの恥ずかしい発言について謝罪された」と明かし、「ウリが公の場であのような姿を見せてしまうのは残念なことだ。彼による個人的な攻撃は、もう長いこと気にならなくなったよ。むしろ、彼自身がここ数年の自分や自身の判断の多くに、本人が満足していないのではないかと感じているほどだ」と続けた。

さらに、「これ以上、彼についてコメントするつもりはない。彼はいつもすぐ釣られてしまう。彼の発言は到底理解できない」とも語ったマテウス氏。両者の対立は、今後もしばらく尾を引きそうだ。

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